2021.10.08

【書籍出版のお知らせ】『デジタルマネー戦争』(出版社:フォレスト出版)

弊社CEOの徳岡晃一郎とGVE株式会社 CEOの房広治氏が、『デジタルマネー戦争』(出版社:フォレスト出版)を共著出版いたしましたので、お知らせします。

本書では、世界最強レベルのセキュリティ技術を誇るフィンテックベンチャーのCEOである房広治氏と日本で唯一のルール形成戦略機関の研究者で大学教授の徳岡晃一郎が「お金のデジタル化」の最新動向とそれが実現した世界を日本企業・ビジネスパーソンが生き残るための戦略を大公開しています。

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【人類史上の最大の変化「お金のデジタル化」時代の乗り切り方】

 

今、新聞でたびたび取り上げられる「お金のデジタル化」そもそもどんなものだと思いますか?

もちろん、人によって思い描くイメージはさまざまでしょう。
「○○○ペイ」やクレジットカード決済などの「キャッシュレス決済」やビットコインなどの「仮想通貨」あるいは、金融に詳しい方であれば、各国の中央銀行が発行する「デジタル通貨(CBDC)」など。

今のところ、誰も正解を持ってはいません。しかし、確実に言えることはそう遠くない将来、紙幣やコインなどのリアルな現金が使われることはほぼなくなるでしょう。

紙幣やコインよりも高いセキュリティが保証され、どこでも使えて、手数料が安くて、即時決済が可能な決済手段(デジタルマネー)が出現すれば、これまでのビジネスのスピードが劇的にアップするだけでなく仕組みすら変わってしまうことでしょう。

もちろん、私たちの生活そのものも大きく変わるはずです。

今、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が流行っていますが、実はその本丸は、「お金のデジタル化」と言っても過言ではありません。

 

「お金のデジタル化」には次のようなメリットがあります。
◎ビジネスにおける決済の速度が上がりコストが激減する
◎リスクマネーが完全に見える化されるため、金融ショックが起きにくくなる
◎現金を流通させるためのコスト(窓口、ATM)がなくなる。
◎現金輸送車がなくなり、CO2排出削減につながる
◎クレジットカードがなくなり、海洋プラチック汚染が緩和される
◎現金の手渡しがなくなることで、感染リスクが激減する
◎銀行口座を持てない人たちも金融サービスを利用できるようになる
◎セキュリティ技術を医療などほかの分野に転用できる
など。

 

ただし、実現までには乗り越えるべきさまざまなハードルがあります。特に重要なのが、絶対にハッキングされないセキュリティ技術とどのように運用するのかのルール形成の2つです。

仮に、日本がこの2つの分野で主導権を握ることができれば再び世界のトップを走る国に返り咲くことも夢ではありません。

 

では、具体的に私たちはどのように行動したらよいのでしょうか? たとえば、
□文系重視からSTEM人材の育成を強化する
□作戦・戦術レベルではなく、戦略・ルール形成の視点を持つ
□理想を描き長期的な視野を持つ
□政府・民間を問わず、意思決定・決断のスピードを上げる
□能力の高い人材・起業に積極的に投資してイノベーションを促進する
といったことです。

 

DX時代のビジネスパーソンは必読です。

 

<『デジタルマネー戦争』目次>
第1章 人類史上の最大の変化「お金のデジタル化」
第2章 次世代の世界覇権の主戦場は「お金の新ルール」
第3章 今すぐに解決すべき日本のウイークポイント
第4章 日本が生き残るためにグローバル企業の発想法を知る
第5章 日本の未来は「イノベーターシップ」にかかっている

 

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書名  『デジタルマネー戦争』
著者     房 広治、徳岡 晃一郎
出版社 フォレスト出版
定価     1,210円(税込)
判型   216ページ (ISBN:978-4866808123)
発売日  2021年9月8日(水)
購入先 全国の書店ならびにオンライン書店で販売 Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4866808128/