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佐藤勝彦　Katsuhiko Satoh
1945年千葉県生まれ。1969年大学卒業後、日産自動車に入社。主に人事畑を歩む。
1977年米イリノイ大学院へ社命留学後、日産初のアメリカ工場建設及びアメリカ設計開発会社設立に参画。
本社人事部次長を最後に、1995年フォードジャパンに転職。管理本部長などを経て、
2002年フォード史上初めての人事出身カントリーマネジャーとして同社社長に就任。
同社定年後、2008年に経営コンサルタント株式会社檀谷アソシエイツ設立。
同年より、フライシュマンヒラードジャパンでリーダーシップ、企業文化、コミュニケーションなど担当。
2011年より多摩大学大学院特任教授、2018年より（株）ライフシフトEVP,ライフシフト大学副学長。国内外での講義・講演多数。
 
 
檀風徒然草
喜寿ともなると、人並みに公私にわたり山谷があった。険しい山を登っているときは辛いが、
後で考えれば楽しくもあった気もする。道に迷ったとき、そっと灯りを照らして下さった方がいた。
吹雪いたときは、じっとしているしかない、多少の我慢も覚えた。
そうした道程の中で、思いがけなく、美しい景色を見ることも出来た。
喜寿を一つの区切りとして何の脈絡もなく、思いつくことを書き留めることにした。
月に2－3回は書いてみようかと思う。
暇つぶしにでも読んでいただければ望外の幸せである。
 
 
檀風
檀：母方の性（檀谷・だんや）の一部を拝借。形、音が気に入っている。
風：気風、風任せ、風景、風刺などのことばから思いついた。
太平記からとった謡曲に同名“檀風”があることを初めて知った。偶然である。
 

 
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